パニック障害の症状と克服法

パニック障害の症状で突然の過呼吸、死の恐怖を体験されたあなたへ

パニック障害の症状と克服法

パニック障害の症状とは

パニック障害の症状と克服法

パニック障害の症状とは、例えば次のような症状の方の場合を言います。
有名一流会社のサラリーマンであるNさんは、営業マンとして常にトップで走り続けて来ました。

 

毎日日にち、夜遅くまで残業をし、休日も会社に出てきて仕事に明け暮れるほど仕事熱心なNさんでしたが、ある朝、通勤電車の中で、突然、激しい心臓の動悸を感じ、これは大変だ心臓がおかしいと不安になってしまい我を忘れました。

 

心臓発作でこのまま死んでしまうのではないかと思い、途中の駅で電車から慌てて降りてしまったのです。

 

この日を境にして電車で通勤している時に、たびたび動悸が激しくなり、息苦しさを繰り返すような症状に襲われ、そのうち、「またあの苦しさが起きるのではないか」と電車に乗る前から不安になり、恐怖を意識するようになってしまいました。

 

そして、ラッシュ時間を避けて通勤したり、不安が湧き出す症状が出ると、たまらなく怖くなり途中下車を繰り返すようになりました。

 

このような症状が頻繁に出始め、このままでは自分は駄目になると、思いあまったNさんは、心療内科を訪れ、医師から自分の症状がパニック障害であることを告げられました。

 

そして、病院が出してくれた薬が不安を和らげる薬でこの薬を毎日飲むようになりました。

 

 

確かに薬を飲むことでいくらか不安が和らぎ症状も出にくくなったように感じましたし、少しはほっと安心しました。

 

しかしその反面、このまま自分は一生この症状と闘い、薬を飲み続けなければならないのかと、今度は薬を飲み続けることに対しても不安を感じるようになりました。

 

しかし、それでもこの薬を飲まないと、不安で電車にも乗れないということで、毎日、心の葛藤を感じながら生活しているのです。

 

この症状を根本的に克服しないと、自分の未来が暗いことに愕然とする毎日でした。

 

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パニック障害の症状と克服法

主婦をしながら会社員であるAさんは、乗り物や箱のような場所では、閉じ込められた閉所がたまらなく恐怖となり、長い時間の飛行機や電車に乗ることが出来なかったり、エレベーターのような狭い空間の窓のないような場所へは恐怖感で入って行けないということで悩んでいました。

 

しかしながら、こういう辛い症状を抱えながらも社交的で会社では仕事をバリバリとこなす能力を持っているために会社からも高い評価を受けていました。

 

 

ところが、このような症状や訳の分からない不安があるため心療内科の病院を訪れたところ、「あなたはパニック障害です」と診断され、何種類かの薬を処方されました。

 

そして、この薬を飲むようになったところ、いくらか不安や恐怖感の症状が静まり、過ごしやすくなってきたのです。

 

 

しかし、その反面、薬の副作用の性か眠気を感じやすくなり、仕事に対する集中力が衰えてくるようになりました。

 

それにまた、一時は閉塞感などの恐怖感の症状が改善したように思われていましたが、数ヶ月もすると、また以前のような症状を感じるようになってきました。

 

 

そのためAさんは焦ってしまい、今度は漢方の薬局に相談に行き、そこで、「この漢方薬が良く効きますよ」と言われ、今度は漢方薬を飲み始めました。

 

漢方薬の場合も、初めの半年位は幾分か効果が感じられるように思いましたが、その後は効いているのかどうかよく分からない状態になってしまいました。

 

それに毎月漢方薬代に1万円もかかるために、このまま続けていいのかどうか悩んでいます。

 

しかし、薬でも飲まないと不安と恐怖で、なかなか薬を止めることが出来ず、また、この症状を薬で克服することができるのか、ほとほと困ってしまっています。

 

 

 

パニック障害を克服したい。本当に症状を改善したい。
いったいどうすれば?

パニック障害とは?

■パニック障害を理解する

パニック障害の症状と克服法

 

パニック障害は心や生まれ持った性格に原因のある病気ではありません。ましてや、身体の臓器や脳に異常がある病気でもありません。

 

100人いれば、そのうち2〜3人がかかるといわれる脳の病気です。

 

パニック障害の発作は本当に恐怖で狂いそうになる苦しい症状ですが、幸いに直接自分の命がどうこうなる病気ではありません。

 

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬で脳内のセロトニンを増やす働きがある)などによる適切な薬物療法で改善し克服できます。

 

また、心理療法を薬物療法と組み合わせることで、さらによい効果が得られるといわれています。

 

治療には2 〜3年という長い年月が必要ですが、ご家族の方や、周りの人たちがこの病気のことを理解して支えてあげることが、この病を克服することには大切かと思われます。

 

 

 

 

■パニック障害とは単なる気のせいではありません

パニック障害の症状と克服法

 

パニック障害とは、突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈(ひんみゃく)、ふるえ、息苦しさ、胸部の不快感、めまいといった体の異常と共に、このままでは死んでしまうのではないかと思われるような強い恐怖感や不安感に襲われる病気です。

 

この発作のことを、「パニック発作」といわれ10分くらいから長くても1時間以内には治まります。

 

初めてパニック発作を起こしたときは、救急車を呼んで病院に担ぎ込まれる場合もありますが、お医者さんの診察を受ける頃には発作は治まり、血液検査や心電図検査をしても異常は見当たらず、パニック障害を知らない医師だと、時には気のせいなどと言われることもあります。

 

パニック障害の特徴としては、検査をしても身体的に異常は見つからないのに、パニック発作を繰り返すことです。

 

 

 

 

■パニック障害と脳内神経伝達物質とのかかわり

パニック障害の症状と克服法

 

脳内には、脳内神経伝達物質といわれる物質が数種類存在し、外界からの刺激に応じて、様々な働きをしています。

 

パニック障害の発作が起こる原因としては、恐怖感や不安に関係している神経伝達物質「ノルアドレナリン」と、興奮を抑える神経伝達物質「セロトニン」とのバランスが崩れた時に起こるためと考えられています。

 

これについて詳しいことはわかっていませんが、脳内のセロトニンが増加する治療を行うと、パニック障害発作の改善がみられることが分かっていることから推測されています。

 

 

 

 

 

■パニック障害であるかどうかの検査

 

自分でこれはパニック障害ではないかと思われる人は、まず心療内科や精神科の受診をお勧めします。

 

それは、パニック発作と似た発作を起こす病気は他にも「過呼吸(過換気症候群)」や「甲状腺疾患」などがあり、これらの病気がないことを確認するためにも血液検査、心電図検査、レントゲン検査などが必要なためです。

パニック障害の症状と治療

パニック障害というハイカラな呼び方だと、何か新しい病気のように思われがちですが、パニック障害に見られる症状は、昔からあったものなのです。

 

突然起こる動悸や息苦しさやめまいの症状は、昔は不安発作と言われていたものなのです。

 

そして、これは不安神経症とか、発作性神経症とか言われてました。

 

パニック障害の症状と克服法

しかし、最近では、この同じ症状の不安神経症をパニック障害という言葉で表現されていると言って良いと思います。

 

パニック障害の治療として今までは主に薬(ベンゾジアゼピン系抗不安薬等)を使った薬物療法が行われていますが、これは単に症状を和らげる効果しか期待できないと思います。

 

現在は(SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)脳内のセロトニンを増やす働きがある)が多く使われています。

 

 

一部の病院では、薬物療法と併用して、森田療法などの精神療法を取り入れているところもあるようですが、この場合でも、どちらかというと薬物療法に重点が置かれているように思います。

 

しかし、本来パニック障害の症状は、薬を飲んで一時的に症状を押さえるだけでは根本的な解決にはならないものです。

 

しかしながら、今の健康保険制度の元では、精神療法は時間がかかりすぎるばかりか、収入に結びつかないという欠点があり、良心的な医師でさえも、薬物療法を取っているのが現状だと思われます。

 

ですからこれがかえって、パニック障害の症状を重くし、薬物依存となり治しにくくしているとも言えるのでしょうか。

 

 

つまり、本来のパニック障害の症状に加え、薬物依存という新たな症状がプラスされてしまい、症状をこじらせていると言っても過言ではありません。

 

こういった悲惨な状況に置かれている、今まさにパニック障害の症状で悩まされている方のために、少しでも早く、間違った方向に気づいてもらえればと思い、パニック障害の症状についてまとめてみました。

 

パニック障害と一口に言っても、この症状には、非常にいろいろな症状があります。 一例をあげますと下記のような悩みがパニック障害の症状だと思われます。

 

突然、心臓がドキドキしてきて死ぬのではないかとパニックになる。

 

風が強いとき特に冬の北風が強いと息が出来なくなりパニックとなる。

 

めまいや息苦しさが起こりパニックになる。

 

ご飯を食べる時、息が止まってしまうのではないかと不安になる。

 

風邪をひいたときなどに鼻が詰まると、息が苦しくなりパニックになる。

 

電車や飛行機など乗物に乗るのが不安である。

 

大勢の人が集まる広い場所に不安で出かけられない。

 

不安で一人で外出できない。

 

一人で留守番すると不安になってしまう。

 

吐き気がし、イライラして落ち着かない。

 

心臓が痛くなり心配になる。

 

震えるのが不安である。

 

電車特に満員電車で快速のように各駅停車じゃない電車に乗ると予期不安で恐い。

 

車に乗っていて突然パニック状態になる。

 

病院で過換気症候群と言われた。

 

人の多いところで動悸、息苦しさ、めまいが起こる。

 

常に吐き気があり辛い。

 

 

 

パニック障害の症状と克服法

このように幾つかの症状がありますが、どれも「自分はこれで死ぬのではないか」という死の恐怖から来ているものだと言えます。

 

 

 

上記のようなパニック障害の症状で苦しんでいる人は、自分は突然死んでしまうのではないかという死の恐怖を強く持っているものです。

 

このため、救急車で病院に運ばれた経験を持っている人も少なくないのではないでしょうか。

 

また、自分の症状はかなり重篤なものだと思い、病院で見てもらい、パニック障害の症状を押さえるために薬を常用している人も多いのではないかと思われます。

 

このパニック障害の症状が出やすい人は、性格的には案外周りの人との人付き合いが良く、人間関係においては案外悩みが少ない人が多いように見受けられます。

 

しかし、完全欲が強いという神経質性格の傾向を持っていることが多いと思います

 

パニック障害を克服したい!

パニック障害の治療法

パニック障害の治療法には大きく分けて二つの治療法があり、薬物療法と心理療法で一長一短があります。

パニック障害の症状と克服法

 

■薬物療法

 

・SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)」

 

SSRIはパニック障害に一番よく使われる薬剤で、脳内のセロトニンを増やす作用がありますが、効果が出るまでに2〜3週間かかります。

 

副作用には、吐気や眠気がありますが、抗不安薬に比べると軽度とされています。

 

 

 

・抗不安薬

 

パニック障害に用いられる抗不安薬は、ベンゾジアゼピン系の薬です。

 

SSRIが使われるようになる前は、パニック障害には一番多く使われてきました。

 

眠気やふらつきなどの副作用はSSRIよりも強く、依存性・習慣性などの問題もあります。

 

・三環系抗うつ薬

 

便秘や眠気、喉の渇きなどの副作用が強く、他の薬で効果がない場合などはこれを使用されます。

 

 

 

 

■心理療法

 

パニック障害の心理療法には、「認知行動療法」と「自律訓練法」があります。

 

 

・認知行動療法

 

間違った認知行動習慣を少しずつ直し、正しい認知行動や習慣を身につける方法です。

 

例えば、怖くて電車に乗れなくなっている場合には、無理やり電車に乗ろうとするのではなく、最初は駅の改札口まで行ってみて、それで緊張や恐怖がないのなら次に改札口を通過してみようというように、段階的に少しずつ不安や恐怖を克服して、間違った認知を正しいものへと直していきます。

 

 

・自律訓練法

 

心身ともにからだをリラックスさせる方法を身につける訓練です。

 

パニック障害では、パニック発作を起こしていない状態でも、普通の人に比べると緊張感が非常に高い状態を維持していることがわかっています。

 

常にピンと張った琴線のようなものですから、普通なら何でもないことでも緊張が切れるとパニック発作につながります。

 

ふだんからの緊張度を下げるためにも、自律訓練法は非常に重要とされています。

 

医師によるパニック障害の治し方